哺乳類

チンパンジー (Chimpanzee)

成果一覧(チンパンジー)

 

Hasegawa & Kutsukake 2015

独りでは勝てなくても「革命」を起こして最高位の雄を打ち倒す。

 

 

 

 

鳥類

ツバメ (Barn swallow)

成果一覧(ツバメ)

 

Hasegawa et al. 2008

羽は退色する。

Arai et al. 2009

ツバメの離婚は時の運。

Hasegawa et al. 2010a

喉が赤いオス、尾羽の白い班が大きいオスほどモテる。

Hasegawa et al. 2010b

浮気はしない。

Hasegawa et al. 2012b

かっこいいオスとペアになったメスは子育てを頑張る。

Hasegawa et al. 2012a

よいなわばりを構えるオスはモテる。

Hasegawa et al. 2013a

オスはヒナに擬態し、メスを騙して求愛する。

Hasegawa et al. 2013b

かっこいい雄は長生きする。

Hasegawa & Arai 2013a

喉の赤い部分が大きいオスほど質の良いメスに選ばれる。

Hasegawa & Arai 2013b

北日本ほど白斑が大きいが喉の赤い部分は小さい。

Hasegawa et al. 2014b

喉の赤いオスはいいなわばりをもつが子育てしない。

Hasegawa et al. 2014c

カラフルなオスは長生きする。

Arai et al. 2015

喉の赤い色素は異性獲得のために進化した。

Hasegawa & Arai 2015a

低密度でも、成長したヒナでも子殺しされる。

Hasegawa & Arai 2015b

異性獲得力の低下したオスは子育てを頑張る。

Hasegawa et al. 2016a

オスは誰とでも交尾するが、配偶者はしっかり選ぶ。

Hasegawa & Arai 2016a

夫がカラフルな雌は非効率的に抱卵する。 

Hasegawa & Arai 2016b

ヒナに似ているオスの声ほどメスを惹き付ける。

Hasegawa et al. 2016c

地味なメスほど温かい。

Hasegawa et al. 2017a

喉が赤いメス、尾羽の長いメスほど繁殖に有利。

Arai et al. 2017a

赤い喉は抗酸化力を示す。

Hasegawa et al. 2017b

求愛時期には装飾と雄性ホルモンがリンクする。

Hasegawa & Arai 2017c

尾羽か喉色、片方だけ発達したオスが魅力的。

Arai et al. 2018b

大きなメスは息子を産む。

Hasegawa 2018b

美しさが全てではない(レビュー)。

Hasegawa et al. 2018b

雌の装飾は雄の子育てに影響しない。

Hasegawa 2018a

多数の美しさが多面的に機能する。

Arai et al. 2018a

喉色は体内の酸化バランスと関係する。

Hasegawa & Arai 2018b

完全な雛擬態すると、質の良いつがい相手を逃してしまう。

Arai et al. 2019

赤い羽毛の黒い色素が大事。

Hasegawa et al. 2019a

テストステロンが濃いオスほど抱卵する。

Hasegawa et al. 2019b

雌の燕尾のコストはもともとの質に依存する。

Hasegawa et al. 2021a

ツバメのヒナは騒音下でせわしく鳴いて餌を乞う。

Hasegawa et al. 2021b

足の短いオスほど早く繁殖する。 

Hasegawa et al. 2022

赤いツバメほど精子が短い。 

Hasegawa 2021

ツバメのオスはかわいい声を見逃す。  

Hasegawa & Arai 2023a

ツバメのオスは尾羽の長いメスが好きじゃない

 

リュウキュウツバメ (Pacific Swallow)

成果一覧(リュウキュウツバメ)

 

Hasegawa & Arai 2017a

燕尾は生存に不利。

Hasegawa et al. 2019

100年に一度の厳冬で燕尾が進化した。

 

 

 

 

ツバメ類 (hirundines)

成果一覧(ツバメ類)

 

Hasegawa et al. 2016b

長い尾羽は安定飛行。

 

Hasegawa et al. 2017b

雌の尾羽が長いと卵が小さくなる

 

Hasegawa & Arai 2018d

雄が雌より派手だと、絶滅しやすくなる

 

Hasegawa & Arai 2020a

燕尾は性選択で進化した

 

Hasegawa & Arai 2020b

雌だけが抱卵すると燕尾に雌雄差が出やすい

 

Hasegawa & Arai 2021a

燕尾が発達すると個体数が減って絶滅しやすくなる一方、赤い羽毛が発達すると個体数が増えて絶滅しにくくなる

 

Hasegawa & Arai 2022a

人間環境に住むと燕尾が発達するほど個体数が減る

 

Hasegawa & Arai 2022b

燕尾か否かは婚外交尾機会の多寡で決まり、餌は関係ない

 

Hasegawa 2023a

目先のコントラストは採餌に役立つ「照準」として進化したようだ

 

Hasegawa & Arai 2023b

山地性のツバメと集団繁殖のツバメは足が赤い

 

Hasegawa 2023b

燕尾とさえずりは一緒に進化する

 

アマツバメ類 (Apodidae)

成果一覧(アマツバメ類)

 

Hasegawa & Arai  2018a

ツバメ同様、雌の尾羽が長いと卵が小さくなる

 

 

 

メキシコマシコ (House finch)

成果一覧(メキシコマシコ)

 

Hasegawa et al. 2014a

都会の雄は田舎の雄に比べて喧嘩が弱い(※ただし魅力的な雄に限る)。

Graudeau et al. 2014

都会にいくほど嘴が大きくなり、出せる音域が狭くなる。

Hasegawa et al. 2015

嘴が小さい雄ほど喧嘩っ早い。

Hasegawa et al. 2018

喧嘩の強さといじめっこ気質は別。 

 

 

 

 

ジカッコウ類 (Malagasy couas)

成果一覧(ジカッコウ類)

 

Hasegawa & Arai 2016c

地上性ほど羽毛が赤い

 

 

 

カッコウ類 (Cuculidae)

成果一覧(カッコウ類)

 

Hasegawa & Arai 2018c

子育てするカッコウは可愛く、托卵するカッコウは美しい

 

 

 

チェバートオオハシモズ (Chabert's vanga)

成果一覧(チェバートオオハシモズ)

 

Nakamura et al. 2009

協同繁殖で生活する。

 

 

 

ハシナガオオハシモズ (Sickle-billed vanga)

成果一覧(ハシナガオオハシモズ)

 

準備中

昆虫

モンキチョウ (Sulfur butterfly)

成果一覧(モンキチョウ)

 

長谷川&渡辺 2008

雄の好みは相手が処女かどうかによって変わる。

 

 

 

理論(?)

成果一覧(トイモデル)

 

Hasegawa (2014)

性選択のみで進化した「装飾」も生存上の利益があるようにみえてしまう。

 

 

 

Update: 2024.04.06

 

 

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